互換リンクケーブルの試作

SB-62とSB-88互換ケーブルを試作しました。

今では製造終了となっているカシオのプログラムリンクケーブルの互換ケーブルを試作しました。 SB-62はfx-5800P間とfx-CG50、fx-9860GⅡ間でプログラムを転送して動作確認しました。またSB-88はカシオのFA-124(アプリはWORLDWIDE EDUCATION WEBSITE から 、使い方は PROGRAM-LINK FA-124 Ver.2.xx取扱説明書 からダウンロードできます) を使い、手元にある3ピン・シリアルポートを備えている電卓、fx-CG50、fx-9860GⅡ、fx-7700GEで動作確認しました。これらの電卓以外でも3ピン・シリアルポートを備えている電卓であれば動作可能と思います。

注: SB-88はfx-5800Pでは使えません。CcLinker Dongleを使って下さい。(SB-88は調歩同期方式・CcLinker Dongleは同期方式と通信方式が異なるためです。)

SB62SB88

左がSB-88、右がSB-62互換ケーブルです。SB-88はCcLinker Dongleと同じ外観です。

SB-88互換ケーブルの使い方

SB-88互換ケーブルをWindowsパソコンのUSBポートに挿入した後に、デバイスマネージャーを開いて「ポート(COMとLPT)」->「USB-SERIAL_CH340(COMxx)」のCOMxxの部分の数字を確認してください。

Windows10の場合は「スタート」->「設定」->「デバイス」で確認できます。

Windows7以降のパソコンのUSB端子にSB-88互換ケーブルを挿入すると自動でデバイスドライバがインストールされます。それ以前のWindowsではデバイスドライバのインストールが必要です。

ComLpt

次にFA-124を起動し、メニューバーの「Tool」->「Model Type」->「fx-7400G/CFX-9850G/series」を選択して下さい。

catlg

「Link」->「Communications」を選択するとCOMポート入力画面がポップアップしますので、先ほど確認した番号、例では「COM4」を選択し「OK」ボタンを押すと準備完了です。

Cominications

ファイル転送はFA-124側で「Receive」操作をした後に、Fx-7700GE等で「Transmit 」操作をして下さい。

List

これでプログラムをパソコンに保存できます。

逆の操作でパソコンから電卓へプログラム等を転送することができます。

頒布について

試作ケーブルの購入希望者がいらっしゃいましたら実費で頒布したいと思います。送料込みでSB-88は1,980円、SB-62は980円です。

頒布希望の方はcclinkerdongle@gmail.comまでメールをお願いします。件名:「SB-62希望」、または「SB-88希望」本文:空白でOKです。詳細は返信メールでお知らせします。

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