CcVarSetter

Fx5800P変数自動設定ツール CcVarSetter

測量現場では、多くの変数値入力が必要との要望があり試作しました。 Excel2010で作りました。使うときはマクロを有効にして下さい。

CcLinkerUsbPc 特徴は、他のExcelブックのセル(数値・関数)を参照して、値をfx-5800Pの変数に自動設定したり値を読み出せることです。

例えばユーザーが作成したExcelファイル(参照ブック)で計算させた値をFx5800Pに転送しておき、現場状況に応じて変更し再計算させることが出来ます。 また現場で変更した値は、変数読み出し機能を使って表示させ、それをユーザーが作成したExcelファイルに反映させることもできます。 一度作り上げた設定フォーマットは、保存・読み出しができます。(ccvファイルとして保存します) Excelで再計算させ、このツールでコードを生成すると最新の値のコードが生成されます。(その都度セルの計算結果を取り込む仕様)

ダウンロードおよび実行方法

CcFxtoolsをダウンロードしてください。解凍したフォルダのCcVarSetter内にあるファイルが必要ファイルです。

ダウンロード

ファイルを解凍するとCcVarSetterV1.0j.xlsm測量参照テスト.xlsx等のファイルが出来ます。 測量参照テスト.xlsxはセル参照動作確認用のダミーファイルです。実務ではユーザーが作成したExceファイルを使ってください。 Excel2010とExcel2013で動作確認しました。

使い方

ダウンロードしたCcVarSetterにはデモデータが入力されています。 まず値初期化コメント全削除ボタンでクリアしてください。 CcLinkerUsbPc

fx-5800P変数値を設定したいExcelファイルの読み込み

ここでは測量参照テスト.xlsxを使って説明します。実務ではユーザーが作成したファイルを使ってください。

値を取り込みたいExcelブック(ユーザーが作成したExcelファイル)を参照ブックを開くボタンで読み込みます。 CcLinkerUsbPc

値を設定したいfx-5800P変数を選択

Fx5800Pに値を設定したい変数を選び、その行の値/セルのセルをクリックします。 その右横にある縦長のボタン参照設定ボタンを押してください。 CcLinkerUsbPc

値を取り込みたいシートを選択

サブウインドウがポップアップするので、参照したいシート名を選んでください。 サブウインドウが消え、表示が参照ブックの参照シートに移ります。 注:シート数は100シートまで対応 CcLinkerUsbPc

参照ファイルから値を取り込み

取り込みたい値、例えば「距離」の値セルをクリックします。 そしてCTRLキーとSキーを同時に押す(CTRL+S)と、CcVarSetterに戻って参照シート名セル位置が自動入力されます。 参照シート名空白にすると定数値(セル位置ではなく数値のまま)を入力できます。 取り扱える最大値・最小値はFx5800Pの仕様と同じです。 注:日本語入力がONになっているとCTRL+Sが使えません。 CcLinkerUsbPc

fx-5800Pコード生成

変数設定コード生成ボタンを押すと、CcEditorが理解出来るコードがクリップボードに生成されます。 CcEditorを起動しておくと自動でペーストされます。CcLinkerUsbPc

fx-5800Pに実行コードを送信

それをCcEditorの編集画面上でCTRL+Vを押してペーストしてください。 そしてFileBuildでFx5800Pコードに変換し、CcLinkerを使って送信してください。 そしてFx5800Pで1回EXEすると変数が設定されますので、このコードを削除してもかまいません。CcEditorをAddOnモードにしておくと自動で送信します。 CcLinkerUsbPc

fx-5800Pから値を読み出し

逆にFx5800Pの変数を読み出すときは、読み出したい変数名行のFx5800Pに表示するコメント列にコメント(使える文字はfx-5800P内蔵フォントに限る:半角文字、アルファベット大文字、小文字、ギリシャ文字、数字) を入力してください。コメントは空白以外であれば何でも良いですが変数の使用目的を入力しておくと良いと思います。CcLinkerUsbPc

読み出しコード生成

そして変数読み出しコード生成ボタンを押すと、クリップボードにコードが生成されますので、変数値設定の時と同じように CcEditorCcLinkerを使ってFx5800Pに転送しEXEしてください。 EXEを押すごとに変数値を表示するので参照ブック(ユーザーが作成したExcelファイル)に手動で入力してください。 何とか自動化を考えましたが、今のところ他の方法が思いつきません。 CcLinkerUsbPc

設定・読み出し変数名の変更

変数名やコメントにギリシャ文字や添え字を使うときはそれぞれの右横にある縦長ボタンを押してください。 設定する変数は400個、また読み出す変数も400個登録できます。 変数名のセルが空白までコード生成します。 変数名列のセルには途中で使わない変数名も残す必要があります。 値/セルコメントセルが空白だとコード生成はしませんので、残っていてもコード生成に支障はありません。 CcLinkerUsbPc
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