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Fx5800PからCcLinkerを使ってパソコンに保存したcclファイルを File → Import から読み込んでください。しばらくするとニーモニック等が表示されます。
ここでプログラムを修正した後File → Check でコンパイル(Fx5800Pが理解できるコードに変換)します。
命令や科学定数、関数別に色分けされますのでエラーがなければFile → Buildでcclファイルを保存します。
このcclファイルをFx5800Pに CcLinker を使って送信して下さい。同じ名前のファイルの場合は上書き保存して下さい。
アドインメニューのCcLinkerを起動しておくと直接、Fx5800P間でプログラム転送します。
CcEditorで Project名 を変更しておくとFx5800P側で別のプログラムで保存されます。
もちろん新規にプログラムを作成することも可能です。
プログラム入力はキーボードを使ってできますが、プログラムに頻繁に使う文字は Program ボタンから入力すると便利です。リターンコード等もこのメニューから入力できます。
平方根、微分、積分、ギリシャ文字などの特殊な記号等は Function メニューから入力が可能です。このメニューからはFx5800Pの FUNCTION と同じ記号が選べます。
プログラムが見やすいようにインデントを付ける時はキーボードの Ｔａｂ キーを使って下さい。Ｔａｂコードはコンパイル時に除去されます。(スペースは除去されません)
アポストロフィ(') から改行までの文字はコメントとして処理します。
プログラムの意味等を記述しておくと、後々のデバックに役立ちます。コメントには漢字も使えます。
例：
44.2→Z[1] 'xxxの結合度を保存
とコメントを付け加えておけば、何をしているかを記録しておくことが出来ます。
コメントはコンパイル時に除去されますので、必ずプロジェクトで保存してください。
CcEditorを使えばFx5800P実機から入力出来ない アルファベット小文字 もキーボードから入力できます。
アルファベット小文字はメッセージやファイル名以外に、ラベル文字としても使えます。
例:
"Start“
例:
Lbl a
処理
Goto a
保存時は、Project名入力ボックスにプロジェクト名（１２文字まで）入力と、COMP等の計算モード選択を忘れないようにしてください。
このプログラム名と計算モードはコンパイルしてcclファイルに埋め込まれます。
プロジェクトを保存する時は File → Project → Save で保存して下さい。
プロジェクトを読み出す時は File → Project → Open で読み出して下さい。
編集画面にcceファイル(プロジェクト)またはcclファイルをドラッグ＆ドロップするとファイルを開くこともできます。
Tool → Print でプリントアウトできます。
Tool → Text File でテキストベースでも保存できます。
Tool → Font Size で文字の大きさを変えることができます。
コンパイルすると命令文や科学定数等が自動で色分類されます。
文字を挿入すると直前の色が引き継がれますが、この色を変更したい時はメニューバーにある色の付いたボタンをクリックしてください。
このボタンの設定色を変更したい時はボタン上で 右クリック すると変更できます。
Tool → Find で文字列検索、文字列置換ができます。
「Find」ボックスに検索文字を入れて「Next」ボタンを押す毎に次々検索文字列が反転表示されます。
この時「Replace」ボックスに置換したい文字列を入れて「Replace」ボタンを押すと文字列置換ができます。
「Replace(All)」ボタンは全ての検索文字を文字列置換します。
Tool → Copy等 で選択した文字列のコピー、ペースト、カットができます。
このメニューを使わずCtrl+C、Ctrl+V、Ctrl+Xを使う方が便利ですが・・・・・・・・
Tool → undo は直前の変更を元に戻すことができます。
ギリシャ文字等の入力方法
「Function」 → 「ALPHA」から入力してください。
変数として使える基本文字としてギリシャ文字の大文字、小文字が入力できます。アルファベットの大文字・小文字はキーボードから入力してください。
変数の添え字は1〜0、A〜Z、a〜zが入力できます。
CcEditorでは添え字1〜0、A〜Z、a〜zは1〜10等、丸囲いの文字を使います。
ギリシャ文字等はFx5800P実機からは「FMLA」モードのみ入力できますが、CcEditor使えば「COMP」モードでも入力できます。(変数やコメントとして使えます)
ギリシャ文字を入力メッセージに使うと意味が分かり易くなります。
使えば、電波の波長を示す記号は一般的に「λ」（ラムダ）を使いますので
"HACYOU"?H
とするところを
"λ"？H
また角度は「θ」(シータ)を使うので
"KAKUDO"?K
とするところを
"θ"？K
とすることで波長や角度を入力すると直感的に分かりるようになります。
変数はHやKの代わりにλやθを使うこともできます。
変数に複数の波長や角度を使うときは添え字を 付け加えてください。
例
λ1
θ2
大文字・小文字・スペース使用上の注意
ソースファイルをキーボードから入力する時は「大文字・小文字・スペース」に注意して下さい。
例えば、
・「IfEnd」は命令文、「ifend」は文字列
・「Then 」(最後にスペース)は命令文・「Then」(スペースなし)は文字列
・「 Or 」(前後にスペース)は命令文・「Or」(スペースなし)は文字列
としてコンパイルします。
これはFx5800P実機と同じ動作(ダブルコーテーション「"」で囲われた文字にニーモニックや関数名が使える)とした為です。
Fx5800P実機のプログラム編集画面では、見た目には違いが判りませんが、カーソルが一文字ごとに移動できる場合は、文字列となっています。
慣れるまでは「Program」・「Function」ボタンから入力すると間違いがありません。
やす様のブログに、より詳しい説明があります。
「ccl、cceファイル」のドラッグ＆ドロップ先を「プロジェクト名」ボックスから「編集画面」に変更しました。
Ver1.8
アドインメニューからCcLinker等を起動出来るようにしました。
Ver1.7
・カラー印刷に対応しました。
・テンプレート機能に、カーソル位置が次に文字を入力する位置に自動で移動するようにしました。
2018/8/2 命令等の分類を色分けに加え、太字(Bold)・斜体(Italic)をＯＮ／ＯＦＦ出来るようにしました。
特定の命令等を目立つように表示することができます。
「Tool」→「Edit Color」から斜体太字にしたい項目を左クリックしてください。ＯＮ／ＯＦＦはトグル動作です。
色の変更は右クリックで、今までどおりできます。
2018/6/7
Windowsのバージョンによってうまく動作しなかった、IME On（日本語入力）モード時にファイル名入力ボックスにゴミが表示されるバグを修正しました。
その他のバグ修正
2018/5/8
Fx5800Pの隠し文字(関数？)入力機能の文字内容を変更しました。メニュー右の縦長ボタンをクリックしてください。
2018/4/20
IME On（日本語入力）モードになっている時、ファイル名入力ボックスにゴミが表示されるバグを修正しました。
Fx5800Pの隠し文字(関数？)を入力する機能を試験実装しました。メニュー右の縦長ボタンをクリックしてください。
2018/4/13
チェック・ビルド時の色分類グループ（命令、関数、単位、科学定数、文字、添え字等）を見直しました。
またFx5800Pで使えない文字（例えば文の区切りに使うコロン（：）をセミコロン（；）と間違って入力した場合やダブルコーテーション内にタブコードがある等）があった場合、反転文字になりますので、エラー箇所が分かり易くなりました。
ダブルコーテーションが対になっていない場合（文字列の最後に付け忘れた場合等）は、それ以降の命令文(If文等)に必要なスペース文字が反転文字になりますので注意してください。
これらの色は「Tool」->「Edit Color」で変更したい項目をクリックすると変更できます。変更結果はプロジェクト毎ではなくユーザー値として保存されます。「Tool」->「Edit Color」->「Reset」でデフォルト値に戻ります。
2018/4/6
構文テンプレート入力機能にインデントON/OFFを追加しました。「Tool」->「Indent」->「ON/OFF」で選択して下さい。
「Function」メニュー入力のレスポンスを改善しました。
入力文字の色変更ボタンを増設しました。設定色を変更する時はボタン上で右クリックしてください。
2018/3/18
「For~Next」文など、組み合わせて使用する構文をテンプレート入力できるようにしました。
「Check」後にフォントサイズなどが変わってしまうバグを修正しました。
2018/3/14
文字サイズに合わせてタブ幅が追従して変わるようにしました。
文字サイズ、タブ幅の設定値をプロジェクト毎ではなくユーザー毎に保存するようにしました。
ファイルダイアログでファイル名が一部見えないバグ対応のレスポンスを更に改善しました。
キーコード入力画面でキートップ裏画面が透過されているバグ等を修正しました。
CcEditorの使い勝手が良くなるように次の機能を追加しました。
・「Getkey」コマンドの戻り値を画面上の仮想キーを押すと入力できる機能
・「プログラム入力ボタン」にマウスカーソルを0.5秒程度置くと、コマンドの意味・例文がポップアップする機能
・統計計算コマンドの追加
このバージョンから科学定数、角度単位設定、ＥＮＧ記号のニーモニックを変更しています。
プロジェクトファイル等のドラッグ＆ドロップに対応しました。(プロジェクト名入力テキストボックスにドラッグ＆ドロップしてください)
ファイルダイアログでファイル名が一部見えないバグに対応しました。
プログラムメニューの「虚数」ボタンを「スペース」ボタンに変更しました。「□」ボタンを押すと□が入力されます。スペースの数が数えやすくなります。